友 旅立ちの時 ゆず

卒業ソング・学校で歌う合唱曲

ゆずが歌う卒業ソング『友 旅立ちの時』の原曲は、2011年夏のゆず東北ツアーで披露された楽曲。

同年3月には東日本大震災が発生。未曽有の大災害に日本がまだ混乱状態にあった当時、ツアーをまわるすべてのスタッフに向け、『友』のタイトルで作曲された。

ジャケット写真:「友 ~旅立ちの時~」期間限定盤(CD+DVD)

不安を拭い去るように ~スタッフたちへのエール~

2011年夏のゆずツアーは東日本大震災から間もない頃で、開催自体も一時危ぶまれたが、当初予定していた構成を縮小する形でツアーは続行された。

目を覆うばかりの過酷な現実がテレビやネットで次々と流れ、当時日本は不安と混乱の真っ只中。「このツアーはうまくいくのか?」「本当にこのままツアーを続けていいのだろうか…?」。

スタッフ達の間に色濃く見え隠れしていた不安と動揺を拭い去るように、スタッフの背中を押すような想いを込めて、ゆずは一つの曲作りを始めた。

「これから一緒に旅に行くんだ どんなことが待っていても」

ツアーを重ねて少しずつ曲が完成

当初はまだワンコーラスさえ出来ていなかったが、「この曲を完成させたい」というゆずの思いは日に日に強まっていった。

ツアーで全国を旅しながら少しずつ肉付けが加わり、後に『友 旅立ちの時』として歌われることとなる楽曲は、徐々に曲として完成度を増していった。

当初はスタッフ向けの楽曲であったが、やがて「東北の皆さんにもこの曲を届けられないか」との思いが募り、ついには急きょ決まった2011東北ツアー限定で、『友』の曲名で初披露されることとなった。

リリース予定がなかった『友』 合唱曲へ

もともとツアーのスタッフ向けに作曲された曲であり、震災のあった年の東北ツアー限定で披露された『友』は、その後しばらく演奏されることはなかった。

そこへ2012年、NHKから合唱コンクール(Nコン)向けの合唱曲としてゆずに作曲の依頼が舞い込んだ。2013年10月に開催される第80回Nコン中学校の部・課題曲として使用される楽曲のオファーだ。

依頼を受けたゆずは当初、Nコン向けに一から楽曲を作ることも考えたという。しかし彼らの心にあったのは、2011年夏のツアーで歌った楽曲『友』。

苦難の時を乗り越えて、意味を持って生まれ成長してきた同曲をさらにバージョンアップさせようと、ゆずは『友』をベースに合唱曲を制作することを決意した。

2013年9月には、ゆず通算38枚目のシングルとしてセーニャ・アンド・カンパニーより発売。同年の合唱コンクール課題曲として、全国の中学生たちが『友 旅立ちの時』を熱唱した。

【試聴】ゆず「友 〜旅立ちの時〜」

【試聴】合唱曲『 友 旅立ちの時』

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