時を越えて

数多くの生徒たちを見守ってきた学校教師による卒業メッセージソング

『時を越えて』は、作詞・作曲:栂野知子による混声三部合唱曲。2008年に音楽之友社から発表された。歌い出しは「君の夢が一つ 叶おうとしているね」。

歌詞では、生徒たちが夢に向かって精一杯努力してきた姿を見守り続けた第三者の視点から、その熱い思いを胸に未来へ羽ばたいてとエールを送る卒業ソング・人生応援ソングとなっている。

『時を越えて』作曲者の栂野知子は中学校教師(作曲当時)とのことで、恐らくは作曲者自身が今までたくさんの生徒たちを見送ってきた実際の心境をある程度歌詞に込めたものと推測される。

第三者(保護者)が卒業生に語りかけるような会話調のため、語りかけられる対象である卒業生自身がこの歌を歌う際に、若干の違和感というかピンとこない感じになってしまう可能性もあるような気がする。歌詞も若干ベタな印象も否めない(それが合唱曲というものだが)。

ただ、卒業してから時が経って、この歌をもう一度聞いてみれば、まだまだ幼い学生時代の自分の成長を温かい目で見守ってくれた先生達や家族らの姿が目に浮かぶことだろう。苦しみもがいた学生時代の自分を客観的に振り返ってみてもいい。

つまりこの曲の真価は、卒業生として歌っている時ではなく、時を越えて、大人になって振り返ってみて、初めて実感できるのではないだろうか。

 

【試聴】時を越えて 合唱

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